2013年4月1日月曜日

EC2ってなんじゃ?(CentOSでSSDインスタンス)

USリージョンにはSSDインスタンスというものがあって、「ハイ I/O クワドラプル エクストラ ラージ」というすごい名前で、hi1.4xlargeというタイプのようです。

QuickStartのAMI一覧でこのインスタンスタイプを使用できるのは、Cluster系のAMIのみのようです。


AMIによって選択できるできないの違いを調べてみると、通常のAMIはXenにおける、Para-Virtualization(準仮想化)という形式、hi1.4xlargeやその他のクラスタコンピューティング用のAMIはHVM(完全仮想化)という形式で、この2つはゲストOSの扱いが異なり、それにともなってAMIの作りも違うようです。

AMIの仮想化方式はインスタンス一覧に表示されている、この部分です。



通常のparavirtualのAMIを起動しようとすると、、


hi1.4xlargeは見つかりません。

なので、たとえばhi1.4xlargeのCentOSを立ち上げようと思ったら、通常のparavirtualのAMIではなくHVMのAMIを使う必要があります。

現在使用できるHVMのCentOSのAMIは以下が使用可能です。
https://aws.amazon.com/amis/centos-6-3-x86-64-hvm


このAMIを起動すると、



選択肢にhi1.4xlargeが出てきます。
これを選択していくと、SSDがエフェメラルディスクとして追加されるのがわかります。



このようにHVMのAMIを使用するとSSDインスタンスを作れるようです。

今回は以上です。