SQSタブをクリックすると、SQSのキュー一覧画面が表示され、いままで作ったキューが表示されているのがわかります。
まずはキューの作成をしてみます。
「Create New Queue」ボタンをクリックします。
すると、キュー作成のダイアログが開きます。
ここで、
- Queue Name:キュー名
- Default Visibility Timeout:読み込み後、他のクライアントから秘匿する秒数のデフォルト値、メッセージ送信時に指定しないとこれが使用される
- Message Retention Period:メッセージの保持期間
- Maximam Message Size:メッセージの最大サイズ
すると、キュー一覧画面にもどり、キューのメッセージ数が1つ増えているのがわかります。
キューのメッセージを確認するには、キューを選択して、「Queue Action」から「View/Delete Messages」を選択します。
すると、メッセージ詳細ダイアログが立ち上がります。
「Start Polling Messages」を押すと、メッセージのフェッチが始まります。下のプログレスバーが終了すると全てのメッセージがチェックされ、一覧に表示されます。またフェッチを途中で中止した場合は右上の「Stop Now」を押します。
メッセージの詳細を見たい場合は、メッセージの「 More Details」を押すとメッセージ全文と付帯情報を確認できます。
キューの一覧にもどり、下部ペインの「Permission」タブで、各キューのパーミッションを設定できます。
ここでは各アクションごとに細かく権限ポリシーを設定でき、また「Edit Policy Document」ボタンでポリシーファイルのJSON的な書き方でも設定が可能です。
いままでプログラムで送信したキューの状態を知るにはそのプログラムを書かないといけないため、なんとなくブラックボックスになりがちだったSQSですが、このように、可視化されることでSQSがぐっと身近に感じられるようになり、管理も簡単になりました。とても助かります。
本日はここまで。